ゼミ紹介
情報文化基礎演習A [ 1年後期/2年前期 ]
Squeak(スクィーク)を利用したビジュアルプログラミングを行います。Squeakはパソコンの父と言われるアラン・ケイ博士が開発したオブジェクト指向言語SmallTalkを発展させたプログラミング言語です。Squeakの中身はSmallTalkという言語ですが、初心者向けにSqueak-Toyと呼ぶグラフィックツールが用意されています。このSqueak-Toyを用いることで、初心者でも簡単にアニメーションやゲームを作成することができます。演習ではSqueak-Toyを用いてオリジナル作品の完成を目指します。
情報文化演習(1) [ 3年次 ]
3つの選択肢(AIBO、JAVA、AI)があります。
- AIBOコース
AIBOのプログラミングを行います。AIBOは購入した時点で動くようになっていますが、使う人が自分でプログラムを作ってAIBOを動かすこともできます。使用するプログラミング言語はC++で、プログラム開発者用の環境OPEN-Rが用意されています。OPEN-Rを利用することでAIBOのセンサ(目、耳など)から得た情報を処理して、モータ(首、足など)を動かすプログラムを作ることができます。3年次ではC++とOPEN-Rの基礎を学び、卒業制作(4年次)に向けた準備を行います。
- JAVAコース
JAVAのプログラミングを行います。JAVAはオブジェクト指向言語の1つで、今やインターネットや携帯電話で最も利用されているプログラミング言語の1つになりました。JAVAを利用することでアニメーションやゲームを作成することができます。またネットワークで利用するプログラムの開発も可能です。3年次ではJAVAの基礎を学び、卒業制作(4年次)に向けた準備を行います。
- AIコース
AI(Artificial Intelligence: 人工知能)について学びます。文献を通してニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズムなどAIの基礎と応用例について学習します。4年次ではAIに関する卒業論文または卒業制作に取り組みますが、そのための準備を3年次で行います。
情報文化演習(2) [ 4年次 ]
3年次に学んだことをベースに卒業制作・卒業論文に取り組みます。上記コースを横断した卒業制作も可能です。例えば、AIプログラムをAIBOに組み込んで動かす、AIプログラムをJAVAでシミュレーションする、などがあります。
卒業論文ではAIのアルゴリズムや応用例を考案します。過去の卒業論文では「遺伝的アルゴリズムを用いた時間割作成」「遺伝的アルゴリズムを用いた献立作成」などがあります。
"AIBO", "OPEN-R"はソニー株式会社の商標または登録商標です。
"Java"はSun Microsystems, Inc.の商標または登録商標です。