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2015年度入学式を挙行しました。

新入学生の皆さん、金城学院大学へのご入学おめでとうございます。心からお喜びを申し上げます。ここに文学研究科、人間生活学研究科、文学部、生活環境学部、国際情報学部、人間科学部、薬学部を合わせて1,261名の方々をお迎えし、入学式を挙行できますことを心から嬉しく思っております。本日は、新入学生の皆さんだけではなく、父母会の会長様をはじめ役員の方々、さらにみどり野会の会長様もともにここに集まってくださっています。また、会場にはご父母の皆様や新入生の関係者の方々も参列して下さっております。ありがとうございます。ご父母の皆様や関係者の方々には心からお喜びを申し上げます。
さて、大学に入学するということは人生における大きな節目の一つです。日本では昔から何か大きなことがなされるためには、三つの条件がそろわなければならないといわれています。一つは、本人の最大限の努力、二つ目は周囲の人々の協力、三つ目は神仏の加護です。ただし、最後の条件は、キリスト教主義の立場から言えば、主イエス・キリストの父なる神様の御旨といったほうがよいでしょう。

新入生の皆さんは神様の御旨なしにはこの大学に入学することはできなかったのです。この御旨を大切にして、これからの大学生活を実りあるものにしていただきたいと思います。
金城学院の建学の精神を要約すると、「福音主義キリスト教に基づく全人格的女子教育」ということになります。そのキリスト教で最も大切な教えは、先程司式者に読んでいただいた言葉です。この箇所は主イエスご自身が旧約聖書の要点をまとめているという点において極めて重要です。要するに「神と人とを愛しなさい」という愛の教えです。
ところがこの愛の教えは誤解されやすいのです。といいますのは、日本語の「愛する」という言葉は、好ましいから愛するのだというニュアンスや、「愛する自由もあれば、愛さない自由もある」というような利己的な性格を持っていたりして、キリストのいう本来の愛の姿が伝わらない恐れがあるのです。そこで、「愛する」を「大切にする」と言いかえて、愛の教えを述べてみましょう。すると、
「わたしは、心から神様を大切にします。」
「わたしは、心からお父さんを大切にします。」
「わたしは、心からお母さんを大切にします。」
「わたしは、心から先生を大切にします。」
「わたしは、心から友だちを大切にします。」
そして、
「わたしは、心からわたし自身を大切にします。」
となります。どうでしょうか。愛の教えについて少し違ったイメージが得られましたでしょうか。本学では、教養や専門知識だけでなく愛の教えをも身につけていただきたいと思っています。

さて、神様を大切にする第一の行いは礼拝です。金城学院大学では、毎朝、エラ・ヒューストン記念礼拝堂で行われる礼拝はもとより、すべての式典や会議は礼拝の形式をとっています。今、皆さんが参加している入学式も礼拝なのです。新入生の皆さんにとって金城学院大学における最初の礼拝が入学式なのです。これからも在学中の様々な場面で礼拝に出会うことでしょう。
さて、先ほどエラ・ヒューストン記念礼拝堂にふれましたが、この礼拝堂は昨年3月に竣工したばかりの新築の建物です。現在、金城学院は中・高・大学全体で、KMP21とよばれるキャンパスの大規模リニューアルが進行中です。大学キャンパスでは、昨年からN1棟とN2棟の使用が始まりました。これらの建物には、講義室・実習室だけでなく、食堂のリリーノース、音楽ホールのリリーハーモニー、またスタジオや学生の学習を支援するためのラーニングコモンズ、あるいは音楽レッスン室などがあります。
皆さんは新装なったキャンパスで学ぶことができるのです。大変、運がいい。大いに学んでいただきたいと思います。近年は大学の都心回帰の動きがありますが、本学は都心の喧騒を離れた、ここ大森の地に理想の学園を作るという選択をいたしました。ですから、入学されましたら、1日のなるだけ長い時間キャンパスにいて、大学の様々な設備を大いに活用していただきたいと思います。本学は優秀な教授陣、親切な事務スタッフを擁しています。この恵まれた環境で勉学し、高い専門知識、広い教養、そして的確な技能を身につけていただきたいと思います。これらは社会に出て行った時の大きな力になるはずです。
皆さんには希望と未来があります。確かな未来を信じ、生き生きとした希望を持って、これからのキャンパス生活を歩んで行っていただきたいと思います。
ご入学、本当におめでとうございます。