11月30日(土) 岐阜県郡上市にて、食材を活かした郡上素材新商品開発コンペの最終審査がありました。愛知・岐阜の大学から46案の応募があり、その中から14案が最終審査のプレゼンテーションを実施。食環境栄養学科3年生の川口菜々子さんと佐々木琴子さんの「郡上の水舟フィナンシェ」が入賞、長江沙織さんと宮本麻加さんの「春まちにんじんポタージュ」が入選しました。

佐々木・川口チームは、郡上特産品の味噌を使用して、ひるがの牛乳を使った甘いキャラメル、そして、もみいちごの酸味を合わせ、郡上八幡特有の水利用システムである水舟をイメージした香ばしいフィナンシェで郡上の魅力が詰まった焼き菓子を提案しました。長江・宮本チームは、郡上で生産されている糖度が高く甘いのが特長の春まちにんじんの特徴を活かし、ひるがの牛乳といっしょにポタージュにしました。

このコンペに参加した学生たちは、両チームとも「食環境栄養学科は管理栄養士になるための学科なので、地域の特産や食文化だけでなく栄養面と食育効果にもつながるコンセプトをもつように商品開発を行いました」と語ってくれました。主催の郡上市産業支援センターからは「コンセプトが明確なプレゼンテーションで、大変上手でした」との講評をいただきました。

金城学院大学では、食文化を理解した商品開発する力に加え、それらを伝える高いプレゼンテーション能力を有する管理栄養士を育てています。