1.ドリトルの世界へようこそ


 教育用オブジェクト指向プログラミング言語ドリトルはプログラミングに興味を持ち、自分でコンピュータを動かしてみたいと思っている人、初めて、プログラミングを学ぶ人,java,C++といった最新のプログラミング言語を勉強したいと思っているが、難しそうで、手を出せないでいる人、JAVA,C++を勉強してみたが、オブジェクト指向プログラミングの考え方が理解できずに躓いた人たちにうってつけのプログラミング言語です。
 ドリトルはオブジェクト指向言語という最新の設計のプログラミング言語であり、初心者でも簡単に複雑なプログラムを作ることができるように工夫した設計になっています。


 「プログラミングの楽しさを味わって欲しくて、ドリトルを作った。」
 ドリトルの作者兼宗進氏*の言葉です。
 ぜひ、ドリトルでプログラミングの楽しさを体験してください。

*兼宗氏はプロのプログラマーで、プロを目指す人こそ、最初に出会うプログラミング言語が大切であると話しておられます。Fortran、BASIC、COBOLなどの古い設計のプログラミング言語から入るとオブジェクト指向言語の発想でプログラムができるようになるまでに苦労をするそうです。


 1-1.ドリトルの世界

気がつくと、あなたは魔法の世界にいました。

「のどが渇いた。だれか、ジュースを買ってきてほしいな。」
 そう、思った瞬間、自分の体から、もう一人の分身が飛び出しました。
「あっ、あなた、私、のどが渇いたの。ジュース買ってきてちょうだい。」
そう言うと、その自分の分身はジュースを買ってきてくれました。

 冷たいジュースを飲み終えると、また、今度はおなかがすいてきました。
「そうだわ。さっきみたいに、分身においしい料理を作ってもらえばいいんだ。」

 すると、シェフの姿をした分身が現れ、とてもおいしい料理を作り、テーブルに出してくれました。



そういって、次々といろんな姿の分身を作って、いろんな仕事をさせました。


 このお話はドリトルの世界をイメージしたものです。
 ドリトルは「タートル(かめ)」の分身をいくつも作り、それぞれに違った働きをさせることができます。その分身のことをオブジェクトといいます。分身した直後は「タートル」の性質を受け継いでいるだけですが、いろいろな性質を付け加えることができます。また、時間の流れも作り出すことができます。
 ドリトルの世界に飛び込んだあなたは、きっと、さまざまな性質をもった、それぞれ、違った時間の中で動くオブジェクトが楽しそうに動き回る世界を作り上げることでしょう。


<ドリトルについての詳しく知りたい人のためのリンク>

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